ハイドロキノンを使うことで美白になるメカニズムとは何か!

2020年06月29日

ハイドロキノンは美容皮膚科の中では皮膚の漂白剤とも言われており、美白に特に効果がある薬として知られています。ハイドロキノンは明確にメカニズムが実証されている薬なので、いろいろなシミやそばかすの改善に効果があるでしょう。このメカニズムは、以下のように証明されています。

まず、シミの元になるメラニン色素の合成を防いでくれます。メラニン色素とは何かというと、皮膚が作り出す色素のことで、目の色や髪の色、肌の色などを左右する要素です。シミは紫外線防止のために作られるのですが、時にニキビなどの色素沈着などでも作られ続けます。このメラニン色素の合成を防ぐ点で、ハイドロキノンは効果が高いでしょう。皮膚のメラニン色素の生成を防ぐので、そもそも色が出ることを防ぎます。色がつかなくなるのでシミなどが再生産されなくなり、気になるシミも改善されるでしょう。ただ、生成されなくなるだけではなく、メラニン色素を分解する効果も見られます。色素を分解して薄くしてくれるので、シミの色が薄くなり、美白に繋がるでしょう。特に効果があるとされるのは肌の表面にあるシミで、薬剤が浸透しやすい肌表面の色素沈着やシミにこそ目立った効果が表れます。例えばそばかすや老人性のシミ、肌の炎症後に残る色素沈着、ニキビ跡などに効果があるとされているのです。

一方、肌の奥深くから出来るようなシミには効果が薄いとされているのです。これは病気が由来の物や、原因が肌の多くにある場合はあまり効果が出にくく、長期にわたって使うのもあまり好ましくない場合があります。なお、シミが再発した時にもハイドロキノンを使うのは有効です。美白効果を高めるためや、美白をよりしっかり行うためには再発したシミなどにも使い続けることで、再度シミを薄くしたり、取り除いてくれる効果が期待できます。

気をつけたいのは、このハイドロキノンについては効果がかなり高いため、ある程度期間をおいて使い、途中で休薬期間を設けるなど、管理が必要になってきます。美白化粧品であればハイドロキノンが配合されていても休む必要はあまりありませんが、濃度の高いクリームなどになると半年ほど使い続けたらお休みをして、肌を休ませてあげましょう。また、効果が強い分副作用が出る場合もあります。特に赤みやかゆみ、皮が剥けるなどの異常が出た場合は避けた方がいいでしょう。使用開始時にピリピリ感や赤みが少し出ることはありますが、それが続く場合や痛くて耐えられないような場合も使用を中止してください。