トレチノインとハイドロキノンの2つを併用することは出来るの?

2020年05月27日
肌を気にする女性

特にシミ対策や日焼け対策などで、トレチノインというものとハイドロキノンという物を使う場合があります。
この二つを併用することは可能なのでしょうか。

まず、トレチノインとは肌のシミ対策やほくろを取るため、またニキビや小じわ対策などに使われます。ビタミンA誘導体が豊富に含まれており、肌のターンオーバーを促進させ、メラニン色素の排出を促すでしょう。一方ハイドロキノンはシミの原因であるメラニン色素を作らせなくする効果があり、人によっては肌の漂白剤とも言われています。

この二つの併用ですが、実は出来ない話ではありません。というのも、海外で流通している美容クリームの中には、この二つを混合させたクリームもあるくらいなのです。

使い方としては、この二つのクリームを化粧水のあとにつけるのですが、この時には順番があります。まずはトレチノインから使う、というのが一番のポイントとなります。トレチノインで先に肌のターンオーバーを促進させたり、肌に浸透させておくのです。次にハイドロキノンを塗るのですが、この時は周囲に塗り広げるのではなく、トレチノインを塗った範囲より少し広めに塗って、なおかつ塗ったところの中心に向かって塗り広げてください。これはトレチノインが不要な所に広がるのを防ぐためで、肌に負担をかけないようにするためです。

また、この二つが混合されているクリームの場合も、基本的にはそのシミの部分にだけつけるのが一般的でしょう。二つのクリームを様子を見ながら使うのが面倒くさい、という人はこの混合しているクリームを使うのも方法かもしれません。とはいえ、この二つを使っていてそのシミの部分が肌荒れしてきたり、明らかに痛みや赤みが出てきたような場合は使用を中止して様子を見ていきましょう。

トレチノインもハイドロキノンも効果の強い薬なので、どちらも一時的に肌荒れや赤みなどが出る場合はあるのですが、出血や傷みが強い場合は過剰反応の可能性があります。この場合、トレチノインをお休みして様子を見る方法もありますし、当然両方ともお休みして様子を見る場合もあります。比較的肌ダメージが出にくいのはハイドロキノンの方なので、大体はトレチノインだけをお休みすることが多いのです。

ちなみに、その他にもビタミンC誘導体や、保湿のためのヒアルロン酸などを併用する場合もあるでしょう。また、このケアをやっている時は普段使いのスキンケアを継続して使ってもいいのですが、もし切り替えられるならドクターズコスメや敏感肌用のスキンケアの方が望ましいかもしれません。